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Netflixで観るべき(?)日本のアニメ7選

どうしても観たい海外ドラマがあり、遅ればせながら先日ようやくNetflixに加入したのですが、まず驚いたのはその利便性や豊富な作品ラインナップ云々よりも「『ARIA』が全シーズン配信されてる!」ことでした(そこ?)。

まだまだ数は少ない印象がありますが、Netflixには『未来少年コナン』『母をたずねて三千里』などの超クラシック作品から、個人的にこの世で最もアレなアニメだと思ってる『BLOOD-C』まで、なかなか幅広いアニメーション作品が揃っています。

そこで、今回は、そうしたNetflixで配信されているアニメ作品ラインナップから個人的にオススメしたい7作品をピックアップしてみました。

※2016年9月16日時点での配信作品の中から選んでいます。


1.『ほしのこえ』(2002)

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最新作『君の名は。』が飛ぶ鳥を落とす勢いの新海誠監督デビュー作品。
わずか24分のデビュー作でありながら、新海誠という作家の、そしてセカイ系と呼ばれるジャンルのエッセンスが詰め込まれており、新海誠監督のフィルモグラフィーを語る上で絶対に避けては通れない一作であるといえます。
彼女と彼女の猫』のリメイクである『彼女と彼女の猫 -Everything Flows-』も含め、Netflixでは新海誠監督関連作品が網羅されているのが有り難いところです。


2.『イノセンス』(2004)

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これは説明不要かもしれません。押井守監督の代表作のひとつです。

12年前の作品ですが、その狂気じみてるほど精緻に描き込まれた背景美術は今観てもまったく色褪せておらず、「映像作家としての押井守」を存分に堪能できる一作に仕上がっています。

押井守監督作品としては本作の他に実写作品『斬~KILL~』と『アサルトガールズ』、そして押井守が語り手として出演しているドキュメンタリー『VHSテープを巻き戻せ!』がNetflixでは配信されています。

せっかく『イノセンス』があるのだから、本作以外の押井守監督アニメーション作品や『攻殻機動隊』シリーズも今後配信してほしいものです。


3.『とらドラ!』(2008)

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ゼロ年代を代表する傑作ラブコメ作品である『とらドラ!』が、ちょうど今日(9月16日)から配信開始された模様です。

とにかく観ましょう。四の五の細かいこと言わず観ましょう、これに関しては。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』を生み出した超平和バスターズ長井龍雪岡田麿里田中将賀トリオの原点でもあります。すべてのオープニング/エンディングテーマに加えキャラクターソングなど各種関連楽曲を収めたベストアルバム『√HAPPYEND』は一家に一枚の名盤です。

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関東圏では2008年にテレビ東京で『スレイヤーズREVOLUTION』の後番組として『とらドラ!』が始まったのですが、振り返ってみれば、この交代劇こそが自分にとって「90年代の終わりとゼロ年代の全面化」を決定づけた瞬間でした。この時点で『スレイヤーズ』や『新世紀エヴァンゲリオン』は完全にはっきりと「過去」になったのです。


4.『Aチャンネル』(2011)

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現時点においてNetflixで配信されている(おそらく)唯一の芳文社ドキドキ☆ビジュアルコミックス原作アニメ。それが『Aチャンネル』です。

放送終了後にも一部でカルト的な人気を誇り、とうとう新作エピソード制作が決定した『ゆゆ式』と並び、本作もまた根強いファンが「2期はまだか……」と祈念し続けているまんがタイムきらら系日常アニメです。自分も祈ってます、2期。

是非とも本作におけるトオル(CV:悠木碧)のちっちゃくて中性的な魅力に触れて、みなさんも2期が来ることを祈りましょう。コマの端々から艶やかな色気が漂い、読み手を魅了してやまない原作コミックスも併せてオススメです。


5.『未確認で進行形』(2014)

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荒井チェリー原作の同名コミックを、安心と信頼の制作スタジオ=動画工房がアニメ化した本作。かわいくて個性的なキャラクター達が、安定感のある作画でもって活き活きと描かれています。

どのキャラクターも本当に魅力的なのですが、なんといっても三峰真白(CV:吉田有里)に尽きるのではないでしょうか。とにかく真白たんの一挙一動、そしてその「声」の虜になってしまうこと間違いなし。本作は各話のサブタイトルがどれも独特で秀逸なのも特徴的です。「ラブコメの波動を感じる」「これが経産婦だと」といった、サブタイトル史に残るであろう名サブタイトルの数々。
音楽面も充実しており、オープニングテーマ「とまどい→レシピ」とエンディングテーマ「まっしろわーるど」どちらも名曲なので必聴です╭( ・ㅂ・)و ̑̑

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ちなみに今年公開された映画『アイアムアヒーロー』で、ゾンビが街に溢れパニックに陥っている状況下でタクシーに乗った大泉洋が、「テレ東でアニメが放送されている間は大丈夫」みたいなことを言って車内のテレビを確認しようとするシーンが序盤にあるのですが、そのときテレビに映し出されていた作品が本作だったりします。

まさに未確認で進行している状況下で『未確認で進行形』だったわけですね。


6.『グラスリップ』(2014)

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これは……なんなんでしょう。
挙げておいて「なんなんでしょう」ってのもアレですが。でも、こればっかりは「こういう作品です!」と一言で説明できないんですよね。そのトリッキーな展開や演出が放送時に一部ネット界隈で話題となった作品です。

「人類には早すぎたアニメ」。そんな印象をリアルタイム視聴時には抱いたのですが、未だに心のどこかで引っかかり続けている作品です。放送から2年経ちましたし、改めて見返すと何か新しい発見があるかもしれません。というか、これから初めて本作を観る人が果たしてどういった感想を持つのか? 私、気になります。

本作の制作を手掛けているのはP.A.WORKS。この他にもP.A.WORKS作品としては『クロムクロ』『TARI TARI』がNetflixでは配信されています。『true tears』や『花咲くいろは』、『SHIROBAKO』など他作品の配信に今後期待したいところです。


7.『あまんちゅ!』(2016)

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うぴょーっ。
今シーズンの放送作品である『あまんちゅ!』が、もうすでにNetflixでは配信されています。

ARIA』の天野こずえによる同名原作コミックをJ.C.STAFFがアニメ化したのが本作ですが、前シーズンの『ふらいんぐうぃっち』に引き続き、またまたJ.C.STAFFいい仕事してますなぁー、と思わず喝采を送りたくなるエヴァーグリーンな傑作だと思います。ゴンチチの劇伴が作品世界をさらに豊かにしてるんですよね、これがまた。その影響で最近ゴンチチのアルバムをApple Musicで片っ端から聴きまくってる次第です。

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東京から伊豆に引っ越してきたヒロイン=大木双葉(CV:茅野愛衣)が、携帯電話のメモリー容量が一杯になってしまったことで今まで撮り貯めてきた写真=過去の思い出は容易に消去できるデータにすぎないのだと気づき、かつての友人達と過ごした日々をセンチメンタルかつポエティックに回想する第9話「消せない思い出のコト」が個人的には印象的でしたね。「すわ今回の脚本は新海誠ですか!?」みたいな感じで。


というわけで、以上7作品でした。
Netflixオリジナル海外ドラマ『ゲットダウン』や『ストレンジャー・シングス』などを観る合間にチェックしてみてはいかがでしょうか。これからも旧作/新作がガンガン追加されるっぽいので、さらなるラインナップの拡充に期待しています。